皆様、こんにちは。
本日、結城市文化センターアクロスにて全国宅地建物取引業協会の第2回法定研修会が行われました。
県西ブロックを中心に多数の宅建業者が参加されまして、馴染みの顔ぶれをみかけます。
さて、研修内容はと言いますと大きく分けまして4項目!!
1:事務所立ち入り調査と相談事例
2:インスペクション制度と空き家対策
3:県内の犯罪情勢について
4:電子契約について
茨城県庁の方や警察官、弁護士においての説明となります。
まず、上記1については、高齢者を対象に悪徳営業を行い契約(売却やリースバック)をする業者の例 ※訪問営業や電話営業には気をつけて確認の上、ご相談・ご対応下さい。
2のインスペクションにつきましては、中古住宅売却相談時に建物の状況調査を実施する事です。実施の割合は約6%程度のようですが、実施後の成約率は70%のようです。
茨城県は、既存住宅状況調査技術者(建築士)登録も増えてきているようですが、実施費用や瑕疵が発見される事でマイナス要因となるのではと考え、実施件数が少ない原因でもあるようです。
3:茨城県内の犯罪につきまして:多く発生している例は、車や農機具・重機等の盗難が多く割合としてはつくば市や県西地区が多くを占めているようです(注意しましょう)。また、アパートの空き部屋や空き家が犯罪の温床となる事もあるようですので管理を怠らないよう対策を取りましょう。
4:電子契約の講義は、予定にて途中退席させて頂きましたが電子署名にて不動産の契約(取引き)が可能となり、対応等の説明です。
ここで、電子契約のメリット・デメリットを簡単に記載します。
メリット:印紙税の削減、郵送や交通費、保管の容易性など
デメリット:通信費、システム利用料、本人確認など
今後、デジタル化が進む事で電子契約希望の件数が多くなってくるでしょう、弊社も少しづつでありますが対応の準備を行う予定です。
私達宅建業者は、定期的に研修等を行う事で法改正や注意事項を勉強し、お客様へ的確なアドバイスや安心した取引きが出来るように努力する所存です。
では、宜しくお願い致します。