不動産取引きの今後



 おはようございます。

このところ、現場の打合せは昼間でも寒く感じます。

昨日は、午前9時現地打合せでして立会い業者も寒そうにしておりました。

※勿論、私も資料を持つ手は震えていましたね。

 

さて、今朝の新聞に気になる記事が掲載されていましたので題としてみました。

不動産取引きの見直し、、重要事項説明についてTV電話にて説明、、

現在、不動産取引きにおいては、対面での重要事項説明及び売買契約書の読み合わせ(書類・図面等)が一般的です。

TV電話にて説明という事ですと、資料や用語についても事前にお客様に提示する準備が必要となりますね。

 私の考えとしては、不動産取引きにおける一番に重要な事は現況確認と認識の共有です。例えば、土地の売買においては境界杭の確認・高低差・越境物や電柱・電線・上下水の設備や日照・道路幅員・雰囲気・臭い・風向き・騒音などの確認です。今は、グーグルストリートビューにて現地をある程度把握できる便利な世の中ですが、現地確認は必須と考えます。

 

 重要事項説明や売買・賃貸契約書については、書類上で金額・時期・法令関係・用語の説明となります。作成するにあたっては、現地の説明を文字にあらわす事がいつも課題です。今年4月の民法改正もあり、説明文が複雑な言い回しとなりましたので一度の説明では難しいと思われます。

 弊社では、事前に作成した重要事項説明書や売買契約書をメールにて事前に確認して頂く事も可能ですので、お申し付け下さい。

 

その他、所有権移転や登記においては今後はどうなるのでしょうか疑問です。実印や印鑑証明の制度がなくなるのであれば、電子署名及び身分証明(運転免許・マイナンバーカード)にて事前確認にて本人限定郵便などにて対応も可能でしょう。司法書士業界も変化が問われる時代も訪れるでしょうね。

便利化は、犯罪にも利用される事が多いので十分な確認が必須でしょう。

 しかし、コロナにて仕事の仕方や経済に変化が多くみられます。

 ※まずは、感染対策の徹底ですね。

 

 TV電話説明については弊社も、今後の取引きに対応できますように徐々に準備をしていこうと考えます。