明けましておめでとうございます。
結和土地のNTです。
旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。
私事ですが、この度管理業務主任者試験と賃貸不動産経営管理士試験に
合格致しましたので、ご報告させていただきます。
上記の資格は宅建士と比べると知名度が低いためご存知でない方が多いと思われますので
簡単にどういった資格かご説明致します。
☆賃貸不動産経営管理士
近年のアパート等管理の複雑化やサブリース等によるトラブルを受け
「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」という法律が2020年に成立しました。
それに合わせ翌年に国家資格化されました。
賃貸住宅(アパート等)の管理に関する資格です。
宅建士(賃貸の場合)と比較すると、宅建士が入居の契約までを主眼に置いているのに対し
賃管士は入居後~退去までの対応に焦点を当てた資格となっています。
現在独占業務は有りませんが、国家資格化して近年注目が高まっています。
☆管理業務主任者 *マンション管理士とは違います。
マンション管理に関する業務を行います。
マンションはお部屋ごとに所有者さんが異なります。そのためマンションの
将来の修繕内容や改修、管理費・修繕費の改定、マンションの建て替えなどを集会を開いて
皆で決めていかなければなりません。そうすると、自分たちで取りまとめることが難しいので
管理会社に管理を依頼することが多いです。
その管理会社が一定規模以上の管理を行う際に事務所ごとに一定の割合で配置が決められている
国家資格です。
ちなみに令和5年受験者数で比較すると
宅建士・・・約233,000人 賃管士・・・約28,000人 管理業務・・・14,000人
なんと 賃管士と管理業務の合計の5倍以上 宅建士 凄まじい人気ですね。
これからも皆さんにご期待に添えるよう実務・勉学ともに励んで行きますので、よろしくお願いいたします。
備考 賃管士、管理業務主任者の資格取得目指す方へ 試験の感想
賃管士
2022年から問題傾向ががらりと変わりましたが、2023年の出題内容は前年(2022年)ほとんど同じでした。
ただ、法改正部分が問1から出題されていましたので、市販の問題集にて法改正はチェックしてください。
また、宅建試験とは異なり過去問ではカバーしきれない部分が多数あります。
市販の予想問題集(TACとLECがオススメ)では、新出題傾向に沿って問題が作られているので自分の実力が把握できます。
また国土交通省が賃貸住宅管理業法についての質問に回答している賃貸住宅管理業法 FAQ集」も非常にオススメです。
こちらは国土交通省のホームページからダウンロードできますので、受験される方は
参考にしてください。
管理業務主任者
今回の合格率は2年ぶりに20%を超えました。
しかし、試験内容が簡単になったか言うと違います。
令和5年では50問中 複数選択問題の数が15問 組み合わせ問題が5問が占めており
過去最高で複数選択問題が多い年でした。今まで管理業務主任者は宅建士と比較して
少し簡単のような位置づけでしたが、ここ数年難化しており、今では宅建士と同じか
それ以上だと感じております。
ぜひ受験する際は油断のないようにしてください。
弊社ホームページ:https://www.yuwa-tochi.com/
TEL:0296-32-7611